温水に触れて遊ぼうとタライを設置していると「ん？せんせいたち、なにしてるの？」と興味津々です。タライの周りにやって来ると、最初は不思議そうに見つめていましたが、保育者がジョウロを使って温水をジャーっとするのを見て笑顔になり、真似っこしたり、タライに手を入れてバシャバシャしたり、遊び方がだんだんダイナミックになってきました。また、氷に触れた時は“ひやっ”とする感触に一瞬、目を丸くしながら、何度も手を伸ばしていて、ワクワク楽しんでいる気持ちが伝わってきました。

　お部屋でも夏遊び！　絵の具を出して、指や手のひら、からだ全部を使ってのびのびと表現遊びをしました。腕もお顔も絵の具いっぱい、笑顔いっぱいの子どもたちでした。他にもスタンプ遊びや片栗粉粘土遊びもしました。一つ一つの素材の不思議？面白い！を思いっきり楽しみました。
　片栗粉は人が歩けるほど硬くて手で握るととろけちゃう。ふしぎ～　ぜひ試してみてください。

　お部屋でカブトムシを飼育しています。名前は２匹とも「かぶちゃん」です。子どもたちは「かぶちゃん、みたい！」と言って気にかけています。蓋を開けて動きを観察したり、ご飯のゼリーを食べる様子を、ある子はカブトムシの目線に合わせ、ある子は飼育ケースを覗き込み、ずーっと見ています。「こわい～」と言っていた子も毎日ゼリーをあげることでかぶちゃんが好きになり、すっかり日課になりました。

　ままごとのエプロンやタオル等を洗濯することにしました。「せんたくってどうやってするのかな？」「みずのなかで、もみもみするの！」と子ども同士で相談。水に石けんを入れ洗う様子はしっかり洗濯です。ぎゅっと絞ったあとはお日様の力で乾かします。午後になり「かわいているかな～」と取り込みに行き、きれいになった洗濯物を畳んで気持ちもスッキリ。洗濯ごっこは夏の遊びの良い経験になりました。

　空き箱などの廃材で魚やタコなどを作って魚釣りで遊んでいると「おまつりみたいだね！」とお客さんがきて大行列。「おまつりってたべものもあるよね」とお祭りの話題で盛り上がり、かきごおり、わたあめ、たこやきなど…次々、屋台の食べ物が増えて、わくわくも増えて、お祭りに夢中の子どもたちです。
「いらっしゃい！」「これください！」と毎日屋台が並んでいます

　7月、年長さんだけの特別行事“おたのしみ会”がありました。 子どもたちに何をやりたいのかを聞くと“めいろづくり”がしたい！ ダンボールを集め、作業開始です。広いホールでの協同制作、どうなっていくのかハラハラドキドキでしたが、「ここもってるからテープはって！」「こうするとおもしろそう！」 と一人一人のイメージが重なって、協力しあって、こんな素敵な迷路ができるなんて… 子どもたちのパワーを感じた最高の１日になりました。

　ひよこ組では生活の基本である「食事・睡眠・排泄」を大切に安心して過ごせるようにしています。授乳や食事は“楽しい時間“を一番に考え、ゆったりとした雰囲気を作り、自分で食べる嬉しさや喜びを感じられるようにしています。ミルクの子は保育者と見つめ合いながらゆっくりと愛着関係を作っています。保育者がエプロンをつけて食事の支度をはじめると「まんま～！まんま～！」と期待いっぱいで見つめる子ども達。「これ、なんだろう？」とじっと見つめている時は「食べてみる？」と声をかけると‘あーん‘と大きく口を開けてくれることも。手づかみで意欲的に食べる子もいて、あっという間にお皿が空っぽになります。「おいしかったね」「たくさん食べたね」と声をかけながら、子どもの気持ちに寄り添っています。

　身体を動かすことが大好きなひよこ組さん！お部屋の中でも「さわりたい！」「いってみたい！」と意欲満々です。ソフトマットのアスレチックを登ったり降りたり、ボールプールから出たり入ったりと好きな場所で楽しんでいます。アスレチックは段差があり、「大丈夫かなぁ？」と手伝うか迷うこともありますが、かえって子どもが緊張することもあるので、できるだけそばで見守るようにして、自分でやってみようとしている気持ちに寄り添っています。「なんだろう？」「たのしそう」という小さな好奇心に共感し、子ども達が少しずつ行動範囲を広げ成長していく姿を、これからも見守っていきたいと思っています。

　保育士がもうすぐ生まれそうなアゲハチョウのさなぎを持ってきました。生まれたばかりのちょうちょに目がくぎ付けです。しばし保育室の中で触れ合ったあと、空に逃がしてあげました。ちょうちょを間近で見る、貴重な時間でした。

　一言で「園庭遊び」と言っても、子どもたちそれぞれの楽しさがたくさんあります。からだを動かす子、虫を観察する子、友達と一緒に楽しむ子。みんな自分の「すき！」を探していて、その表情はいきいきとしています。

　大きな砂場が大人気！！スコップやお皿、型抜き、車など好きな玩具を見つけると、砂場の中へ！ 砂を入れたり、固めたり・・・と毎日砂だらけになりながら、砂の感触を味わい楽しんでいます！！ 遊ぶことでどんどん上手になってくる子ども達。今日は何を作って遊ぼうかな？

　シャボン玉遊びが始まるとみんな集まってきます！何度も遊ぶことでコツがわかるようになってきて、小さいものや大きいものなど、たくさん作れるようになりました♪シャボン玉が舞うと、「できた！」と満足そうな子ども達。みーんなシャボン玉名人です。

　あお組になり体育教室が始まりました。はじめは「どんなことをするのかな」と不安気な子もいましたが、体操の先生が面白おかしく教えてくれるので、楽しい時間になっています。動物の真似をしながら、全身を上手に使って運動をしたり、鉄棒にも挑戦しました。「できるかなー」「ちょっぴりこわいなー」という子には「大丈夫だよ、先生が支えているからね」との言葉に安心して力が出せます。体を動かすことが楽しい体育教室は、運動能力を高めるだけでなく、順番を守ることや挨拶なども身につくように教えてくれます。

　新年度が始まった頃よりも友達が増え「○○くん、きょうはなにしてあそぶー？」と外遊びの相談をしています。好きな遊びを一緒に遊ぶって面白いなと感じているんだなと伝わってきます。時々トラブルもありますが、仲立ちする際には、友達の思いにも気づけるようにサポートしています。遊んだ後の子ども達の「たのしかった～」の表情にこちらも嬉しくなります。