
食育の一環として、1年かけてお米作りが始まりました。今までの年長さんの活動を見て覚えている子も多く、「やってみたい」と意欲的な子どもたちでした。 まずは土づくりから。重いバケツを友達と協力して運び、ドロドロになりながら土をこねました。
泥んこになるのが苦手な子には「いっしょにやってあげる!」とお手伝いをしてくれる子もいて頼もしい限りです。田植えが無事済んで、これからどんどん生長し、おいしいお米になる日が楽しみです。 この体験を通して「普段すぐに食べられる食材が、1から作ると大変なんだ」と、食に関しての興味やありがたさを感じてくれたらと嬉しく思います。

登園すると「〇〇ちゃんまだきてない?」と大好きな友達を探し、その子が来ると「おはよう!」「きのうのつづきしよう!」と遊びがはじまります。 また楽しそうにやっているのを見て「ぼくもいれて!」と、どんどん仲間が増えていきます。園庭ではやりたいことにメンバー集まります。虫の好きな子たちはひたすら虫を探し、どんどん虫に詳しくなっていきます。時にお互いの思いがぶつかり「なんで」と思うこともあるけれど一緒に遊びたい思いの方が強く、けんか?!と思ったら一緒に遊んでる?!を繰り返す中で、相手のことを思いやり関わりが深まっています。また、一方で、一人で「これをやりたい」思いもあり、時間を忘れ、没頭する場面もあります。大人が真似できない大作ができあがり、いつの間にか成長していること、5歳児の「力」を実感します。