保育園では年長児が毎年お米作りを体験しています。
まずは土作りからスタートしました。バケツ運びをスクーターや手押し車を利用して「おもーい!」と言いながらも力持ちの子は「手伝うよ」と力を合わせて取り組みました。土作りでは初めは泥の中に手を入れるのをためらっていた子どもたちですが、少しずつ手を入れると「きもちいいね」「手が泥だらけ―」と大興奮で土の中の草や根を取っていました。子どもたち一人一人が自分でカップを作り芽出しの作業へ。毎日水を替え「早く芽が出ないかなぁ」と友達と楽しみにお世話をする姿がみられました。芽が少しずつ伸びてくると「みて!白いひげみたいなのが出てきた!」「今日も大きくなったね」と日々生長する稲の生命力に感動しています。
部屋にはいつでも廃材があるので、好きな廃材を使って思い思いの発想で製作することを楽しんでいます。「てんとう虫を捕まえたからお家を作ってあげたいなぁ」と必要感やイメージを持ってどんな大きさでどんな素材が必要かなど材料集めを始めます。「ご飯を食べるところはカップがいいよね」「走れるところはレールみたいな紙あったよ」と考えや意見を伝え合い協力しててんとう虫ハウスを作ることができました。実際にてんとう虫を入れてみると「あっレールを歩いてる!」「ベッドにきた・・・眠いのかな」「お腹空くといけないから、葉っぱ取ってくる」と遊びが広がりお友達と楽しんでいます。
年中から続けているドッジボール。投げるのが力強くなってきました。またしっかりボールの位置を確認して見ることや、逃げることも上手くなっています。日頃の遊びでも「キャッチボールしよう」と投げあっています。これからの課題は、キャッチがまだまだ難しいので手先で取るのでなくお腹で受け取ることを頑張っていきます。
戸外では跳び箱、平均台を組み合わせ「橋わたり」を楽しんでいます。もちろんバランスが大事ですが自分の背丈より高いところを歩くことは恐怖心との戦いでもあります。「危なかったら先生の手を掴んでね」と声を掛けていても「大丈夫!」と挑戦する姿があり、できたとき「ヤッターできた!!」「もう一回やろう」と自信満々の笑顔がとても素敵です。
大縄跳びにもチャレンジ。「○○ちゃんよりも多く跳ぶぞ」と張り切っています。