社会福祉法人 名古屋厚生会

第二保育園の一日

平成29年度 春

0歳児
ひよこ

1歳児
あか

2歳児
もも

3歳児
あお

4歳児

5歳児
みどり

0歳児「ひよこ組」編

 手足を持って遊ぶようになったら、もうすぐ寝返りをするサイン。最初は同じ方にばかり寝返るので徐々に、光や音で誘ったりして逆側への回転ができるようにしていきます。うつ伏せからおすわりへ、おすわりからうつ伏せへと自在に姿勢を変えハイハイでの移動を楽しむことが、後のしっかりとした歩行を育てる土台になります。

 ハイハイを引き出す環境や立位を保つ遊びを充実させています。足の指で強く床を蹴り、手指と手のひらをしっかり開いて、体を支えハイハイをします。斜面や階段で山を作ったり、マットで段差を作ったりして力いっぱいのハイハイを促していきます。

 長時間、日に当たらないように留意しながら、園庭に出たり、乳母車に乗って散歩に出かけたりして、外気に触れる心地良さを感じられるようにしています。発達に応じて、抱っこでの散歩、乳母車に乗っての散歩、よちよち歩きでの散歩と変化していきます。外には、子ども達の興味・関心を引くものがたくさんあります。「あれはなんだろう?」「きもちいいね」「きれいだね」「みつけたよ」などと子どもの思いが伝わってきます。

 保育士に見守られながら、一人一人が思い思いの遊びを楽しんでいます。子どもの発達に合わせて、音の出るおもちゃや、つかみやすく、舐めたり噛んだりしても安全なおもちゃを用意し、楽しい経験を重ねていけるようにしています。また、周りの友達の様子にも気づけるようになり、同じクラスの仲間という意識が芽生えているようです。

1歳児「あか組」編

「体操しようか?」と声を掛けると、「わぁーい!」「やるー!!」とわくわくしながら集まってくる子どもたち。音楽がかかるとニコニコ笑顔で体を動かしています。特に「アンパンマン体操」や「わ~お!」の曲がお気に入りで、流れると「キャー」と大興奮!!友達にツンツンと指で触れたり、ダンゴムシのようにハイハイして笑いあいながら関わっています。
 鉄棒や平均台に挑戦することで自然に腕や足の力が強まり、手足の動きがしなやかになっていきます。室内でも体を動かし楽しめるようジャングルジムやマットなどを出して体力作りに努めています。

 アゲハ蝶の孵化と小クワガタを観察することが出来ました。最初はおそるおそる見つめていた子どもたちも、保育士の働きかけにより段々興味を示し、手を伸ばしたり、昆虫ゼリーを食べる様子を真剣に見つめ、楽しむことができました。

生き物を大切にできる優しい心が育ってほしいと願っています。

 食事の時間が大好きな子どもたち。「今日は何かな~?」と楽しみにしながら食事の準備をしています。手づかみになっていることもありますが、こぼしながらもスプーンやフォークを使い口まで運べるようになってきました。苦手な物もチャレンジできるように「おいしいよ」などと言葉がけをしながら楽しい食事タイムになるよう働きかけています。

2歳児「もも組」編

 園庭で遊ぶ時には色々な運動器具を用意し、体をたくさん動かしています。
遊びの中で筋力の向上を養っています。
 鉄棒では腕の力がついてぶら下がる事ができるようになり、「おさるさ~ん」と言って得意気に見せてくれます。
 跳び箱やマットの山によじ登ることも大好き!登った後は両足でジャーンプ!最後はとびきりの笑顔でポーズをしてくれる子ども達です。

 もも組になり、朝の準備は子どもたちと保育士でやっています。連絡帳は決まった場所へ出し、

タオルは自分のマークの場所へ。指の力も強くなり、タオルを洗濯バサミにはさむことが上手になってきました。
 ほとんど保育士の力を借りずに、子どもたちだけでできるようになりました。自分で準備ができた時には「できたよー!」と自信満々の表情の子ども達です。

 友達と関わる姿が多く見られるようになってきました。ごっこ遊びも上手になり、「ごはん、いただきまーす」、「あついからふーふーしてね」や「でんしゃがきまーす」など、それぞれの役になりきって遊んでいます。「あとでかしてね」、「まっててね」と言って玩具を貸し借りすることもできるようになってきました。
 保育士と一緒に遊びながら、自分の思いの伝え方や相手の気持ちを知り、友達と遊ぶ楽しさをたくさん味わえるようにしています。

3歳児「あお組」編

 3~4歳は基本的な運動能力がぐんと発達し、自分の体を自分の意思で動かすことができるようになっていきます。またそうなるように保育士が関わっていきます。 
 そこで今お気に入りの遊びは…追いかけっこ。「おいかけっこしよー」「ぼくをつかまえてー」と毎日元気に走っています。もうすぐ鬼ごっこに発展できるかな。 
 長縄跳びは“ぐにゃぐにゃへびとび”動くヘビをじーっと見て両足揃えて跳びこえます。集中力とタイミングがポイントです。 
 鉄棒は“ぶら下がる”から“ブタのまるやき”になりました。足を鉄棒まで振り上げることができ、得意満面です。

 「私も遊びたい!」友だちと一緒に遊ぶことが増えてきました。
ままごとでは、ご飯を盛りつけて「いただきまーす!」と皆でパーティーをしたり、「ご飯ですよー」と動物のぬいぐるみや赤ちゃんの人形を使い、見立て遊びを楽しんでいます。
ままごと以外にも友達がいるところに来て、「いっしょに遊ぼう」と部屋中笑顔であふれています。
 まだまだ自分中心で、相手の思いに気づけないこともありますが、友達とたくさん遊ぶことでお互いのことを知り、日々関係が深まっています。
“友達と遊ぶの大好き!”は着実に子どもたちの心に育っています。

4歳児「き組」編

 戸外では鉄棒や平均台など運動器具を使って遊んでいます。足抜きまわり、前まわり、ブタの丸焼ポーズで腕の力、お腹の力が自然とついてきます。平均台ではバランスをとりながらゆっくり渡り、端まで来るとほっとした表情。最後は思いきりジャンプしてポーズも決まりました。

 もう一回と何度もやっているうちに慎重から自信につながり、スピードをアップして渡っています。広いホールでは、バランス遊びやトランポリンなどの器具を使い、体を動かして楽しめるようにしています。

 食べものの話から「野菜って何があるかな~」と聞いてみると、トマト、きゅうり、だいこん、にんじん…たくさんの野菜が出てきました。その中で夏にできるもの、冬にできるものを知らせ、「夏の野菜を育ててみない?」と投げかけると「育てたーい!」とノリノリの子どもたちでした。子どもたちと一緒に苗屋さんへ行き、トマト、きゅうり、なす、ピーマン、トウモロコシ、さつま芋、そしてメロンを買いました。それぞれの野菜を種類ごとにわけ、そーっと優しく植えていました。
 毎日の水やりは当番活動として順番にやっています。「水やりしなくっちゃ!」と責任感のある子どもたち。「僕もやりたい」「わたしはいつできるの?」と楽しみに待っています。日に日に変化する様子をしっかりキャッチし報告してくれる子もいます。このままどんどん大きく生長して元気な野菜が出来るのが楽しみです。

5歳児「みどり組」編

 年中の時の円形ドッジボールからはれて本物のドッジボール。
あこがれのドッジボールがやれる!ということで子どもたちは毎日ドッジボールにチャレンジしています。
 一年通しで全身を使った運動遊びを取り入れていますが、特にドッジボールは子ども達に大人気です。定かでなかったルールがしっかり覚わり、ボールから逃げるのも拾って投げるのも楽しい子ども達です。
 ここから少しずつボールを受ける事やチームとしてどうするかに広がっていけるようにしたいと思っています。

 集団遊びは友達とのつながりを深め、ルールを守るからこそ遊びが面白いことに気づき社会性が培っていくと考えます。
 カード集めゲームや歌に合わせて言われた人数だけ集まる遊びは、仲間と協力する事が求められ、自分一人では達成できないところが子ども達のお気に入りポイントです。他にも遊びのルールを自分たちで考えて進めたり仲間意識が高まってきました。

 みどり組恒例、一人一つのバケツ稲作が始まりました。
土こねから収穫して食べるところまで、一年通しての体験です。
 「おいしいお米はまず、土作りから」という説明にどの子も「よおーし」とパワー全開でした。

バケツは重い!重いけど友達と力を合わせるからできる!を実感する子どもたちでした。スコップはまかせて!とやってみたら砂場の砂とは大違い!「えー!」「わー!」「きゃあー」あちこちから色々な歓声があがり、終わった後はみーんな達成感いっぱいで泥だらけの笑顔がすてきでした。