社会福祉法人 名古屋厚生会

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3歳児「あお組」編

 室内でも夏の遊びを楽しんでいます。赤、黄、緑の寒天を準備すると、綺麗な色の寒天を見て集まってきました。触ったりつぶしたりして感触を味わっています。「ぷにゅぷにゅしてる」「つるつるだね」他の色を混ぜてみると、「いろがかわったよ~」と興味津々です。型抜きで型をとったり、カップに入れて並べていると「ゼリーやさんみたい」とお店屋さんごっこが始まりました。「いちごゼリーください」「はい、どうぞ」とかわいいやり取りが行きかい、遊びがどんどん広がっていきました。   

 にじみ絵では、綺麗な模様ができると、「これくらげみたい」「さかなにもみえる」という声が聞こえてきて海の生き物を作ろうということになりました。トイレットペーパーの芯を使い、色紙で貼るとカラフルな魚が完成しました。大きな紙を用意し、絵の具で海も描きました。さぁ~今日は魚釣り大会!自分の作った魚を釣ろうと、必死の子もいて大盛り上がりでした。子ども達が思い思いのままに表現を楽しむことで表現力や想像力といった感性が養われていきます。これからも子ども達の気づきや感動を共感していきたいです。

 少しずつ友だちと関わる楽しさを知り、簡単なルールや約束事を理解して少人数でむっくりくまさんやかごめかごめを子ども同士でも楽しめるようになってきました。年上の子がみんなでゲームをしている姿を見て、子どもたちからやりたいという声が聞かれたので、椅子取りゲームやフルーツバスケットなどの遊びを提案すると大喜び。みんなで輪になり、まずは遊びの前にルールについて確認します。椅子取りゲームなら、音が止まったら座ることや友だちを抜かしたり走ったりしないなどの約束事を話しました。いよいよゲームがスタート!知っている歌だと口ずさみながら、元気いっぱい歩きます。「もうすぐおととまるかな」など話しながらドキドキしている子ども達。座れなかった子の応援もとっても大事だと話すことで、座れなくて悔しい気持ちになりながらも「がんばれー!!」と一生懸命応援して楽しんでいます。集団遊びを通してルールを学んだり、友だちと一緒に遊ぶ体験は楽しさやコミュニケーション能力も育まれます。さらに遊びに必要なルールを知り、守って遊ぶ面白さや大切さを知ると共に、ルールが守れないと遊びが成立しないことも理解したり、みんなで力を合わせて遊びを進めていくことに満足感や充実感を味わったりしています。