
保育園生活最後の発表会!器楽合奏は、どんな曲をみんなで合奏したいのか話し合い、たくさんの候補から「このうた、きれいだね~」という声にみんなが賛同し“にじ”に決定。鍵盤ハーモニカや木琴などメロディーのある楽器や大太鼓、鈴やトライアングルなど打楽器にも挑戦しました。劇遊びでは、どんな役があるのか、必要な道具、踊りの振付など子どもたちと一緒に作り上げていきました。照れて声が小さかった子も、みんなで劇遊びをする楽しさに気付くと、「きょうもやろうよ!」と言って繰り返し取り組む中で、少しずつ自信も出ていきました。本番では「なんだかワクワクする」「かっこいいところを、はやくみてほしいなぁ」と頼もしい言葉が聞かれる一方で「ドキドキするなぁ」と緊張している子もいましたが友だち同士で「だいじょうぶだよ。やってきたことをしんじて!!」「みんなでたのしもうね」など励ましの声をかけ合う姿も見られました。1つの目標に向かって一人一人が力を発揮して、友だちと作り上げる大切さを知り、かけがえのない経験が思い出となり大きく成長した子どもたちでした。

冷たい風が吹く朝から「せんせい、そといきたい!!」と何度も声があがる程、外で遊ぶことが大好き。体育教室をきっかけに好きになった長縄跳びは、一緒に跳ぶ人数を増やしたり、跳びながら前後を入れ替わっています。短縄跳びは、前跳び、走り跳び、後ろ跳びが少しずつできるようになると「せんせい、みててね」と自信にあふれた表情で跳んでいます。30秒間跳び続ける、30秒チャレンジがブームに!!少しずつタイムが伸びると「やったー!とべたよ」と大喜び。意欲的にたくさんのことに挑戦する中で上手くいかず、あきらめそうになってしまう時もありましたが、友達と一緒に取り組むことで“まけたくない”“できるようになりたい”と前向きな気持ちで、何度も挑み続ける根気強さに心の成長を感じました。
4月から取り組んでいるドッジボールも1年間継続して楽しんできた人気の遊びです。初めはボールから逃げてばかりだった子も、「かちたい!」という気持ちが強くなると、早いボールでも捕ってみようと挑戦する子がどんどん増え、お互いに「ナイスキャッチ!」と認め合いながら上達していきました。友だちと力を合わせて勝つ喜びは他の遊びではなかなか味わえない年長ならではの遊びです。