社会福祉法人 名古屋厚生会

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5歳児「みどり組」編

 5月頃、なかよし公園に行く途中に置いてあるバケツを見つけ「これ、なぁに?」と聞いてきました。去年のみどり組が作った稲だと知ると「おこめづくりしたーい!」「いつ、つくるの?」「やったー!!たのしみだな~」とやる気満々です。さぁ、米作りがスタート!!種もみから育て、芽が出ると育苗ポットに移し、発芽して苗になるまで待ちながら、土作りを始めました。中でも一番盛り上がったのは、土こね。慎重に手を入れる子もいれば、ためらうことなく大胆に入れている子もいました。土の冷たさを感じながらも不思議な感触に段々と夢中になり、硬い土がどろどろになるまでほぐし、腕や顔に泥が付いても気にすることなくこねていました。いよいよ田植えをするときがきました。初めての作業で慎重に土の中へ。「おおきくそだってね」と願いを込めながら植えていました。8月現在、バケツの中の稲は、濃いみどり色になって、すくすくのびのびと子ども達の背丈を越える程に生長しています。バケツ稲作りを通してたくさんの経験をし、植物や生き物を大切にする気持ちを育んだり、友だちと感じたこと、思ったことを話し合ったりして関心を高めていきます。

 年長だけが土曜日に集まって特別な1日を過ごす“おたのしみ会”がありました。子ども達と事前に何度も話し合いをしてどんなことをしたいか考えていきました。「どっじぼーるがやりたい!」「たからさがしはどう?」「まえのみどりさんみたいにそめTしゃつつくりたい!」「おやつはぱふぇ~!!」とたくさんアイディアが出て、みんなのやりたいことをいっぱい盛り込んだ特別な1日が始まりました!いろいろな作業を繰り返し、完成した自分だけの特別なTシャツを着てさあ出発!!「ゲームむずかしくないかな?」「おばけこわいな・・・」「てをつないであげるからだいじょうぶだよ!」「ぜったいにぼーるあたらないようににげようね!」「きゃっちとくいだからとってあげるね」と仲間と力を合わせてゲームをクリアして宝を集めたり、ちょっぴり怖くても乗り越えたお化け屋敷、ドッジボールで負けた悔しさなどたくさんの経験をすることができました。いろいろな気持ちを友だちに伝えたり、共有したりして絆も深まってきました。この思いでを元に、今後の行事も仲間と協力しながら取り組んでいきたいと思います。