社会福祉法人 名古屋厚生会

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5歳児「みどり組」編

 劇遊びは、好きな絵本の中からみんなで選んだ「ブレーメンのおんがくたい」、「ないたあかおに」をすることにしました。物語について話をしたり、「どんなものがひつようかな?」と小道具作りを考えたり、台詞や振り付けなど、クラスのみんなでアイディアを出し合い取り組んでいきました。初めは、台詞を一人で言う声が小さかったり、演じることに照れていた子も少しずつ台詞が言えるようになり、役になりきって演じる楽しさを感じられるようになりました。
 器楽合奏では、明るく元気な子ども達にピッタリの曲「がんがん」をすることにしました。木琴や鉄琴、ピアニカなど様々な打楽器に触れ、好きな楽器を選び取り組んでいきました。楽譜を覚える事、音を奏でる難しさを感じながらも繰り返し取り組んでいく中で、「できるようになってきた」と実感することで自信がつき、みんなで音を揃える心地よさを感じられるようになりました。本番当日は、「やればできる」、「やってきたぶんできる」、「みんなでたのしもう」を合言葉に一人一人が力を発揮することができました。みんなで目標に向かって作り上げる楽しさを味わい、達成感に満ち溢れた子どもたちの姿は、頼もしく大きな成長を感じました。

寒い日でも「せんせい、そといきたい!」と、リクエストがあるほど外遊びが大好きです。外に出ると「マラソンしよう」「なわとび、上手になったよ」と、いろいろな遊びをして体を暖めています。
4月からのブームが続いている氷鬼。同じルールですが、「とけいのながいはりが4までね」と時間を区切ったり、「おにのにんずう、ふやそう」など参加人数によって鬼の人数を調整したりと、自分達で考えながらゲームを進めるようになりました。
 長縄、縄跳びに挑戦する子どもも増えています。体育教室で講師の先生から、走り跳び、前跳び、後ろ跳びと、さまざまな跳び方を教えてもらいました。ゆっくり確実に跳ぶことから、リズミカルに跳べるように!自信がついてくると「せんせい、みててね。」と得意げに跳んでいます。子ども達が意欲的に、「できないからやらない」ではなく、「できないから、やろう」と前向きに挑戦する気持ちを持つことができるようになりました。時には、うまくいかずに嫌になってしまう時もありますが、工夫したり励まされたりしながら、最後までやり遂げた満足感や充実感を味わっています。