社会福祉法人 名古屋厚生会

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5歳児「みどり組」編

 昨年度のみどり組の運動会の姿が印象的に残っていた子が多く、子ども達と運動会について話すと「たいこしたい!」「はたもってやっていたよね」「はしるのはやかったよね」「わたしたちもやりたいな!」と運動会の話で盛り上がっていました。ドリル演奏では、リズムに合わせて太鼓をたたいたり、フラッグを振ったりみんなで合わせることの難しさを感じながらも少しずつ揃っていくことで心が一つになっていきました。リレーでは、「つよいチームになる!」「まけないぞ!!」と何回もチームで話し合い、思いがぶつかる時もありました。走る順番を変えたり、バトンの渡しかたを工夫したりと力を合わせて取り組んでいました。当日は一人一人がチームのために力いっぱい走りバトンを繋ぐ姿に感動しました。組体操では、初めはなかなか腕や足の力が入らず自分の体や友だちを支えることが難しかったです。しかし、繰り返し取り組む中でコツを掴み、腕や足の力がつくことでしっかりと前を向き技を決めることができるようになりました。運動会の取り組みを通し、友だちと協力すること、自分の力を発揮することで充実感を味わい大切さを感じ、大きく成長した子ども達の姿をみることができました。

 保育士が毛糸を編んであやとりのひもを作っていると、「なにやってるの?」「やってみたい」と興味津々で集まってきました。保育士が三つ編みのやり方を伝えると、苦戦しながらも集中して取り組んでいました。三つ編みを作るには、指を器用に動かしたり、交互に編んだりとコツがいりますが、だんだんと出来るようになってくると、「もう一回作りたい」「もっと長くしようかな」と繰り返し楽しんでいました。三つ編みがうまくいかない友だちには優しく教えてあげたり直してあげたりしながら、自分たちでつくったひもを使って遊ぶ姿が見られました。その他にも、絵の細かいぬりえを最後まで丁寧に塗ったり、小さい折り紙で昆虫や植物を折ったりと指先を使った遊びが盛んになってきています。指先が器用になることで細かい作業や道具の扱い方が上達してきている子ども達です。