社会福祉法人 名古屋厚生会

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5歳児「みどり組」編

 みどり組に進級し、様々な遊びに積極的に挑戦しています。特にドッジボールや氷鬼が始まると「いれて」「わたしもやる」と友達の輪がどんどん広がっていきます。「タッチしたよ」「ボールにあたったら“がいや”だよ」と、自分達で遊びのルールを確認したり考えたりしながら、みんなで気持ち良く遊べるよう思いを言葉にして伝え合っています。
 保育室では、けん玉やこま回しに興味津々。はじめは見よう見まねでやっていた子ども達も、「どうしたら、できるかな?」「こんどは、まきかたをはんたいにしてみよう!」と試行錯誤を繰り返しながら取り組んでいます。頑張った分、「できた!」「みてみて~」と達成感や満足感を得たり自信を深めたりしています。 

 「かめさんにおいしいおこめたべさせてあげたいね!」「おこめってどうやっておおきくなるんだろう?」という子ども達のつぶやきから始まったお米作り。芽出しをした種を慎重に土に植えたり、肥料を混ぜたりして、一つ一つ丁寧に取り組んでいます。中でも一番盛り上がったのは『土こね』。はじめは恐る恐るバケツに手を入れていた子もいましたが、次第に夢中になり、硬い土が泥になっていく感触を楽しみながら腕まで真っ黒にしてこねていました。 
 幼児期は柔軟に心が動く時期だと言われています。みんなで世話をして生長を見守る中で、「食」に対する興味や関心を持ち、自然を大切にする気持ちを育てていきたいと思います。 
 次は田植えが待っています。子どもも稲も元気におおきくな~れ! 

 様々な製作活動を経験してきてイメージを形にすることが巧みになってくる年長児。牛乳パックやゼリーの空き容器・毛糸などいろいろな素材から、大人が想像できないような素敵な作品がたくさんできています。自分でじっくり考えて作る子、友達と話しながらイメージを膨らませていく子、それぞれの楽しみ方をしています。作って終わりではなく、作った物を遊びに取り入れる力も付いてきて、ままごと遊びやごっこ遊びに発展しています。「タイヤがないからペットボトルのふたをつかおう!」「ここはペンでかいて、ここはおりがみをはろう!」など作っていく過程で工夫する力もついてきています。