社会福祉法人 名古屋厚生会

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4歳児「き組」編

 冬の寒い雪の日。遊べるほど積もりませんでしたが、プールには氷が出来ていました。「南極だ~」「ペンギンさんが住んでいる所だね」と話しながら部屋に帰りました。そこからペンギンの折り紙が始まり、家を作ったりして楽しみました。その後話題は…なぜ雪が降るのか、氷ができるのか…でした。みんなで、雪や氷について話し合いをしました。 そんな中「じゃあ氷を作ってみよう!」ということになりました。早速ゼリーのカップに水を入れテラスに並べて準備OK!水を入れる時も水の量や水の色など友達と一緒に考えながら試していました。次の日…凍らないのです。子ども達はがっかり。でもまたそこから「なんでだろう」「置く場所がダメなのかな?」と場所を移動。保育園の中で一番寒い所はどこかな…とみんなで考えプランターの影に決定。
 これで氷が出来る!!と思ったのですが、温かい日が続き、結局氷は出来ませんでした。今回の「氷を作ろう」という挑戦を通してみんなで意見をだして話し合うこと、友達と協力して活動するということを学ぶことが出来たと思います。

 簡単なルールのあるゲーム「渦巻きじゃんけん」(じゃんけんをして勝つと進める、負けると振り出しに戻るというもの。)で負けるとチームメイトに声を掛け、すぐに出発するよう知らせます。ルールを守ることが面白いに繋がっています。三輪車をつないで電車ごっこ。次から次へと繋がっていきます。遅れている友達がいると助けてあげるという気持ちが見られるようになってきました。その時々のぶつかり合いもありますが、相手の事を思ったり、共通の目的をもって一緒に遊ぶ楽しさが広がってきました。子どもたちがどのように遊びを展開していくか楽しみです。