社会福祉法人 名古屋厚生会

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4歳児「き組」編

 みんなが好きな絵本の劇遊びを楽しみました。始めは、台詞を言うことや演じることに恥ずかしさが見られ、声の大きさや動きが小さかったのですが、繰り返し遊んでいく中で、自信がつき、いつの間にか役になりきって演じることや、友だちと物語を作り上げていくことの楽しさを感じられるようになっていきました。また、衣装や小道具など「こうゆうのはどうかな?」「いいね!」「やってみよう!」と友だちと一緒にアイディアを出し合いながら協力して作りました。器楽合奏では、様々な楽器に触れていく中で「すずのおときれいだな」「このがっき、どうやってならすの?」と興味を持ち、楽しんでいきました。曲に合わせて、音を奏でることや音を揃える心地よさを感じられるようになっていきました。
 発表会が近づくにつれて「わくわく」「たのしみ」という気持ちと同じように、「どきどきしちゃう」「できるかな?」と不安な様子も見られました。「だいじょうぶだよ!」「みんながついているから!」と互いを励ます姿も見られ、当日は一人一人が力を発揮することができました。発表会の取り組みを通して、友だちと同じ目標を持ち、協力して作り上げていく楽しさや、友だちと励まし合うことで気持ちを高め合う姿が見られ、一段とたくましくなった子どもたちの姿に感動しました。

 戸外あそびでは「きょうも、なわとびする」と張り切って準備をする子どもたち。少し跳べるようになるともっと跳べるようになりたいと何度も挑戦しています。11月頃に体育教室で縄跳びに触れるようになり、最初は縄に親しむことから始まりました。地面に縄で線引きして左右に両足で跳んだり、縄を回す腕や手首の動きの練習で体の前に縄をもってきて「エプロン」後ろに回して「マント」のかけ声でタイミングをつかんでいきました。縄跳びは簡単に跳べそうですが、縄を回して跳ぶという2つの動作を繰り返すコツをつかむまでに時間がかかります。「あしに、なわがひっかかる」「なわがまえにいかない」と苦戦しながらも、保育士と一緒に「エプロン、マント」とかけ声をしたり「1・2・3・・・・」と数えながら、根気よく向き合うことで上達していきました。「たくさん跳べたね」「上手になっているよ、頑張れ」と褒めたり、励ましたりして繰り返し取り組むことで「できた」という喜びを味わっています。