社会福祉法人 名古屋厚生会

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4歳児「き組」編

 水や泥に触れたり、色水遊び、色氷などの様々な感触や色の変化、不思議さを感じ楽しんでいます。戸外遊びでは、水鉄砲やしゃぼん玉などで、水の冷たさや心地良さを味わっています。友だちと水をかけあったり、ペットボトルやジョウロなどを使って、勢いよく水が下へ落ちていき噴水のようになっていることに気づき、「みてー」「ふんすいみたい」と友だちに声を掛け夢中になって見ていました。絵の具を使った色染めでは、紙に色がにじんでいく様子を見て「すごーい」「きれいだね」と広げて見せ合ったりしていました。色水を凍らせて色氷にし、白色のクレパスで描いた絵の上に氷をすべらせると絵が浮かび上がるはじき絵なども楽しみ、遊びを発展させながら楽しんでいきました。色水遊びでは、用意する絵の具をあか、あお、きいろの三原色にすることで、自分で新しい色の作り方を発見する楽しみがあります。「あかとあおでむらさきになった」「あかときいろでおれんじになった!」と変化を楽しんだり、好きな色を混ぜてオリジナルの色を作ったり、友だちが作った色を真似ようと「どうしたらいいのかな?」と試行錯誤したりと、遊びを通して自然と色の仕組みを学んでいました。

 友だちとの関わりが増え、ルールのある遊びもできるようになりました。オセロゲームなどの協力する楽しさが感じられるあそびや、また割りじゃんけんなど、友だちとの交流を深める遊びを楽しんでいます。「がんばってー」と同じチームの友だちを応援したり、勝負に負けて悔しがる友だちをなぐさめてあげたりする姿があります。「あー、たのしかった」「またやろうね」「こんどはかつぞ!」と明るい笑顔の子ども達。時には友だちとぶつかり合うこともあり、けんかをして相手の立場や思いを聞いたりして「どうすれば楽しく遊べるようになるかな?」など話し合いや譲り合いの経験を重ねています。遊びの中で友だちとの関わりが深まり、お互いを認め合う心の成長を感じます。