社会福祉法人 名古屋厚生会

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4歳児「き組」編

 身近な素材で様々な物を作ったり、それを遊びに使ったり飾ったりして楽しんでいます。運動会では転写させて表現するデカルコマニーという技法や絵の具に浸したビー玉を転がしてできる模様を使って、手作り旗を製作しました。そして「もっとおおきな旗をつくりたい!」とみんなで共同製作をし、クラス旗を作ることに!色や細かい模様にこだわったり、工夫して描いたりして友達と相談しながら楽しんでいました。ビー玉を転がした作品ではみんなで箱を持ち、ゆっくり動かしたり、素早く動かしたり偶然できる模様が面白く世界に一つの作品になりました。友達と共通の目的を持って遊びを楽しめるようになり、表現する喜びを十分味わえました。

 「一緒にあそぼう!」と友達を誘い鬼ごっこを発展させた氷鬼やしっぽとりなどルールのある遊びを楽しんでいます。始めはなんとなく遊びのルールを知っているだけで「今だれが追いかける人?」「タッチされたけど走っていいの?」と誰が何をしているのか曖昧でした。ですが、少しずつ分かってきて「鬼にタッチされた人はそこの場で動かないで凍るんだよ」「しっぽをとられたら○○先生に合い言葉を言ったらもう一度しっぽがもらえるようにしようよ」とルールを決め、友達と確かめ合って楽しんでいます。また、運動会で行った玉入れを通して競い合う面白さを知った子どもたち。玉がたくさん入るにはどうしたらいいのかみんなで考え「上に投げる!」「やさしく投げたらいいんじゃない?」など友達の意見を聞いたり、上手に投げている友だちを見たり繰り返し楽しんでいました。遊びの中で友達との関わりが深まり、互いを認め合う心の成長を感じます。