社会福祉法人 名古屋厚生会

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3歳児「あお組」編

 食べ物やスイーツがたくさんのっている絵本が大好きな子どもたち。いつもそのページを見ながら「これおいしそうだね」「○○ちゃんはどれがすき?」と楽しそうに会話がはずんでいます。製作遊びの時間、「ドーナツつくってみたいな」「ポテトもつくりたい」「ハンバーガーもつくれるかな」と作りたい物がどんどんふくらんでいきます。みんなでドーナツ、ポテト、ハンバーガーを作ることになりました。「ドーナツってどんなかたちかな?」「まるくて、まんなかがあいているよね」など色々な意見が出ました。色紙を丸めて糊で貼ったりクレパスで色を塗ったりと子ども達なりに考え、アイディアが浮かんでくるようです。ドーナツ、ポテト、ハンバーガーもたくさんできあがり、お店屋さんごっこの始まりです。店員さんはエプロンをつけて「いらっしゃいませ~」と大きな声ではりきっています。お客さんは「どのあじにしようかな~」店員さんが「おすすめはチョコあじです」というと、「チョコのドーナツください」「ありがとうございます」とやり取りを楽しみました。言葉のやり取りを通してコミュニケーション力が身についたり自分達で考えて作る力もついてきます。これからもごっこ遊びを通して友だち同士の関わりを深めていきたいと思います。

 初めての運動会。まずはやりたいことを子どもたちと話し合いました。「せんせい、おともだちとおどりたい」といろいろな曲でダンスをしたり、園庭に出ると「よーい、どんしよう」と日頃楽しんできたことが軸となり、かけっこ、遊戯、障害物の競技に決まりました。取り組んでいく中で「きょうは、かわいくおどりたい」「かけっこ、まけたくない」「おどってたら、うれしくなっちゃった」など、感じたことやイメージしたことを言葉にして伝えてくれました。年中、年長組が頑張る姿を見て、「みどりさんみたいに、はしりたい」「きさんみたいに、おどりたい」など刺激を受けたり、憧れを持つようにもなっていきました。当日はいつもと異なる雰囲気に緊張したり、保護者の方の前で「いちばんがとりたかった」と涙が溢れる場面もありましたが、どの子も今できる一生懸命な姿が光っていました。
 運動会後には異年齢で運動会ごっこを行い、手本となって自信満々に踊ったり、ドリル演奏のフラッグや太鼓をお兄さん、お姉さんに教えてもらいながら体験させてもらい大喜びの子どもたち。運動会の様々な取り組みを経て、たくさんの成長を感じることができました。