社会福祉法人 名古屋厚生会

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3歳児「あお組」編

 友だちと一緒に遊ぶことが楽しくなり、おにごっこやしっぽとり、かくれんぼ、カルタなど簡単なルールのある遊びを戸外や室内でもたくさん楽しんでいます。「これぼくのだよ!」「たっちされてないよー」など自分の思いを伝え合いますが、思いが受け止められず、うまくゲームができない時もあります。しかし、何度もぶつかったり、話し合ったりしていくことで、楽しく遊び続けるためにはルールが必要なんだと気づき始めました。「つぎはこうたいしようね」「もういっかいやろうよ!」など保育士が代弁したり、友だちの気持ちを考えられるように援助したりしながら、一緒に遊ぶおもしろさを存分にあじわっています。

 遊びの中で踊っているダンスから劇遊びにつながったり、毎日歌っている曲に振りを付けて、遊戯になったりと子どもたちの興味があることを膨らませながら発表会の取り組みが始まりました。歌や踊りだけでなく、タンブリンを使って演奏をしてみたり、役になりきって演技をしてみたりと新しいことにも挑戦しました。「てをこうやってうごかしてみたい!」「こんなぽーずはどうかな?」と子どもたちの声を取り入れ、楽しみながら一緒に作り上げていきます。衣装づくりも挑戦し、自分で作った衣装を着てたくさんの保護者の前でも自信を持って発表することができました。みんなで作り上げていく面白さや、一つ一つの役の大切さ、緊張しながらも、いろいろな人の前で表現出来たという満足感が今後の大きな成長に繋がっていくと思います。