社会福祉法人 名古屋厚生会

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3歳児「あお組」編

 き組が育てている夏野菜に興味を示し、あお組では夏野菜のスタンプをやってみることにしました。 
 保育士が野菜を切ると、「しろいのはタネかな?」「すごーい!!オクラはほしのかたちしてるね!」と不思議そうに観察していたり匂いを嗅いだり、じっくりと野菜の形を見ている子もいました。いろいろな色の絵の具を用意し、画用紙がスタンプで埋まるほど夢中になっていた子どもたち。野菜スタンプの遊びを通して苦手な野菜にも関心を持ってくれたら嬉しく思います。 

 「ミーン、ミーン、ミーン」と朝から鳴くセミをつかまえに、なかよし公園に出かけました。「あっちのきにとまってる」「ほんとだ」とやりとりをしながら子どもの目線は保育士の持つ網に集中しています。セミが網にかかると「やったー」と大歓声が上がりました。この日は4匹のセミをつかまえることができました。子どもたちは部屋に戻ると図鑑を広げ、セミの名前や他のセミとの違いを調べていました。また、別の日には草の中からピョンピョン跳ぶショウリョウバッタを見つけました。大きなバッタの背中には小さいバッタが乗っていて、「ちいさくて、かわいいね~」「あかちゃんだねー」とやさしい目で見ていました。様々な虫との触れ合いから得た発見や気付きを大切にし、子どもの思いに共感しています。 

 友達や保育士と一緒に水てっぽうで水をかけ合い楽しむ子どもたち。「あ~あ、ふくぬれちゃった~。でもきもちい~」と水に触れるだけで気持ちよさそうです。ビニールの袋に描いたおばけの的に向けて「え~い!あっちいけ~!」と発射している子もいます。 
 泥あそびでは、ペットボトルやじょうろで汲んだ水を砂にかけると水が染み込み、「あっ!みずがなくなるー」と不思議そうに見ていました。さらに水を入れると水たまりになり、保育士が道を作ると、水が流れていく様子に「わ~おもしろーい、もっとほってみようか!」と興味津々。水、砂、泥等の感触に触れながら、子どもたちの好奇心を広げていけるようにしています。