社会福祉法人 名古屋厚生会

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2歳児「もも組」編

 簡単なルールのある遊びができるようになってきました。その中でも「しっぽ取り」や「おおかみさんがきた(鬼ごっこ)」等が人気です。園庭に出ると「せんせい、しっぽとりやろう」と誘ってくれます。「ぼくがおいかけるね」「やったー、せんせいのとれた!」と嬉しそうに見せてくれます。また、子ども達で相談して「○○ちゃんのとろう」と協力して遊ぶ姿も見られるようになってきました。体力もついてきて寒い日でも元気一杯です。最近では手や足の力も強くなってきました。なかよし公園に遊びに行くと、園庭の鉄棒より高い鉄棒につかまろうとジャンプ「つかまれないな~」、「せんせい、てつだって!」と鉄棒につかまると足をからませてかわいいおさるさんに変身!!こんどは保育士がおおかみ役になると「わあー、おおかみさんがきた、つかまっちゃう」等と友だちとの会話もはずみ鬼ごっこを楽しんでいます。保育士も一緒に遊びながら友だちと関わって遊ぶ楽しさがこれからもたくさん味わえるようにしていきたいと思います。

 「せんせい、ねんどやりたい」粘土の感触に興味を持ち楽しんでいます。保育士が丸めて団子を作ったり、細く伸ばしたり、丸めてカタツムリを作って見せると自由自在に形が変わることに興味を持ち自分でもやってみようとします。粘土を多く使う時には手のひら全体の握力を使い、細かくちぎる時には指先の力を使います。団子は手の平を少し丸めて転がして作るので始めは難しいのですが根気よく続けるとだんだん丸くなっていきます。納得の形が出来上がると「みてー、できたよ」と粘土板に並べて友だちと見せ合っています。また、粘土ベラを包丁に見立てて粘土を切って料理をつくったり、棒状の粘土ベラに粘土をくっつけて、人形や、丸めた団子をさして串団子を作ったり想像力豊かに楽しんでいます。粘土で作った物を皿に並べると「いらっしゃいませ」お客さんとお店の人にわかれて〔ごっこ遊び〕へと遊びが展開していきます。2歳児は自分だけの世界から徐々に友だちのしていることに興味を持ち、真似をしたり一緒に遊ぼうとする時期なので、これからも簡単な言葉のやり取りを通して友だちと遊ぶ心地よさを感じられるような関わりをしていきたいと思います。