社会福祉法人 名古屋厚生会

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2歳児「もも組」編

 今年の夏は猛暑が続きましたが、子ども達は元気一杯、夏ならではのあそびを楽しみました。最初はタライに手をいれて、「つめたいね」「きもちいいね」と言って楽しんでいました。また園庭が泥だらけになると両手を入れぐちゃぐちゃと動かして泥の感触を味わったり、園庭の水たまりの中に入って足を動かして泥水がペチャペチャと音を立てて跳ねあがることを楽しんだり、ギュッと握ったり湿った泥を型に入れると「かたまったよ」きれいな形になることに気付きあそびが広がっていきました。室内では金魚すくいや吹き絵をして絵の具が混じり合うと色の変化を楽しんだり、コップに入れた色のついた泡をアイスクリームに見立てアイスクリーム屋さんごっこもしました。にじみ絵で作った魚を泳がせながら貼り付け、それを天井に飾ると天の川のようになり、「およいでる」「すごーい!」と目をキラキラ輝かせ、みんなで作った作品に喜び満足感でいっぱいでした。

 夏ならではの遊びを満喫し、いろいろな経験を通して大きく成長した姿をこれからも見守っていきたいと思います。

 肋木、トランポリン、平均台等で運動遊びを楽しんでいます。肋木は、はしごを登るだけでなくはしごを渡ってみることに挑戦してみました。はしごの隙間に体が落ちないように手と足でしっかり体を支えながら手足を交互に動かして進まなければなりません。「せんせい、おててもってて」不安の中保育士に手を支えられ見守られながら渡ることができると「できたー」満面の笑顔をみせてくれます。「もういっかいする」「せんせい、みててね」と次からは一人での挑戦です。保育士に手の届く位置で見守られることで子どもたちは安心して取り組む事ができます。お友だちがやっている姿を見て「がんばれ、もうすこし」周りで見ている子から自然と応援する声が出てきます。無事渡りきることができると「やったー、できた」と友だちと喜び合っています。「○○ちゃんの次○○ちゃんね」と名前を呼んで伝えることで『順番』に気付き、「○○くんのつぎだよ」と子ども達同士でも順番を守れるようになってきています。

 「○○ちゃん、がんばって」「○○ちゃん、いっしょにやろうよ」等言葉のやりとりを通して友だちを誘い合って遊ぶ楽しさも感じています。頑張っている友だちを見て自分もやってみたいと同じ思いを共有して楽しもうとする子ども達の気持ちを大切にしていきたいと思います。