社会福祉法人 名古屋厚生会

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2歳児「もも組」編

 お兄さんやお姉さん達が鼓隊やかけっこ、遊戯などをしているのを見て保育士が「がんばれー」 と声掛けしていると、「ぼくもおうえんしたい」と応援旗を作りました。それがきっかけとなり、 今度は「かけっこしたい」「玉入れしたい」の声から運動会ごっこに発展していきました。スター ト旗とゴールテープを持って園庭に出ると、「かけっこするー」と白線に一列に並びます。保育士 の「よーいどん」の合図で、ゴールに向かって走り出す子ども達の顔は笑顔でいっぱいです。
 大好きなバナナくん体操が聞こえてくると、皆ポンポンを持ってリズムに合わせて踊り出します。 また保育士がカゴを背おってゆっくり走り出すと、そのカゴに玉をいっぱい入れようと何個も もって夢中で追いかけてきます。友だちと一緒にやれることの喜びを、だんだん感じられるよう になってきました。この時期、心も体も成長した子ども達。手足の力やバランス感覚も身につい てきました。いつの間にかできることが増えていき、嬉しそうな笑みを浮かべる子どもの成長の 早さに驚いています。 

 活発に体を動かすことが好きな子も、室内では絵本を読むことが多く、お気に入りの絵本が増えてきています。「これよんで」と保育士の膝の上に座って見たり、一人でじっくりページをめくって楽しんでいます。友だちと一緒に見て面白さを共有する場面もあります。少し長い物語も(次はどうなるのかな!?)と話に引き込まれている表情で見ている姿も。絵本にはその物語の面白さ、絵や色使い、なにより想像力が豊かに広がります。絵本を通して数や文字にも興味が出てくるでしょう。今後も様々な絵本をゆったりとした時間で、子ども達の思いに共感しながら楽しんでいきたいです。

 保護者の方に弁当を用意していただき、遠足を楽しみました。いつもなかなか行けない屋上に行き、すべり台や上からの景色を見て楽しんだり、隣接している公園では、折り紙で作った虫を隠しておき、虫さがしを楽しみました。いっぱい遊んだ後は『お弁当タイム』。朝から「おべんとう、いつたべるの?」と気にする子ばかり。弁当箱を開ける練習をしてきた子もいるほどの意気込み。そしてふたを開けると…「わーすごい!おいしそう!!」「○○はいってる!!!」の声。一口食べると満面な笑顔でモリモリ食べていました。「たのしかったね!」「またいきたいね!」と特別な時間を過ごすことができ大満足でした。