社会福祉法人 名古屋厚生会

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2歳児「もも組」編

 指先が発達し細かい動きができるようになってきました。
粘土遊びでは、指先を上手に使い「ちぎる」「のばす」「まるめる」など様々な形が作れるようになりました。形が変化する事や自分の手で形を作りだすおもしろさを味わっています。
 新聞遊びでは、始めはなかなか破ることが難しかったのですが、繰り返し遊ぶ中でこつを掴み今では自分の好きな形に破り服やお面を作ってへんしんごっこを楽しんでいます。イメージを膨らませ表現することの楽しさを感じ、指先を使った遊びを通して五感が育ち集中力も身についていきます。

 初めは鉄棒を握ってぶら下がるという動きでしたが、足抜き回りや、つばめ、ぶたのまるやきの技等が盛んにやれるようになってきました。それらの技は、握力やバランス感覚が鍛えられたり、腕を中心とした全身運動もできるので体力づくりにも役立ちます。また、技を1つ1つ習得することによって、達成感が味わえ、やる気にも繋がっていきます。細い平均台の上では、バランスを取りながら慎重に歩いたり、高い跳び箱から1人で怖がらずにジャンプしたり、体をコントロールする動きができるようになってきました。子ども達のやる気を大切にしながら、丈夫な体作りをしていきたいと思います。

 園内で遠足ごっこをしました。友達と手を繋ぎ出発! 
 屋上園庭に着くと自分達で作った望遠鏡で景色を覗いたり、園庭で遊んでいる友達を見つけたりして「やっほー」と手を振る姿が見られました。廊下やホールにも様々な遊びがいっぱい。ぶどう狩り、魚釣り、大型迷路など盛りだくさん。「たのしい」の声が子ども達からたくさん聞こえてきました。待ちに待った弁当が「おいしいね」と保育士や友達と会話をしながら弁当タイムを楽しみました。様々な活動の中で発見や友達と共有することで、感受性が磨かれ関心が広がり、好奇心が生まれていきます。これからも豊かな心が育まれるような保育をしていきたいと思います。