社会福祉法人 名古屋厚生会

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2歳児「もも組」編

 様々な運動器具を用いて遊んでいます。鉄棒に腕の力だけでぶら下がれるようになってきました。以前はすぐに手を離してしまっていた子も「みてみて~すごいでしょ?」と得意顔です。ある時はバスケットゴールの前で、「やってみる!」とボールを持って集まってくる子ども達。自分達で台を持ってきて台の上から「よいしょ」と投げる姿も。どうしたら出来るか考えて遊ぶ様子が見られるようになってきました。室内でも、ハードルをリズミカルに跳んだり、倒さないように慎重に渡ります。また自分の肩あたりまであるマットによじ登り「えい!」と両足揃えてジャンプできるようになりました。この時期に大切な、走る、跳ぶ、登るなどの全身を使った運動ができるように遊びの中に取り入れながら、楽しんで体を動かしています。

 11月に入り箸を持ちはじめました。「わあ!おはしだ!」「ぼくお家で使ってるよ!」と箸の登場にみんな大興奮。「こうやって持つの?」「むずかしいな~。」とお箸を持ち、小さな手で一生懸命食材をつまもうと挑戦しています。それぞれのペースに合わせて途中からはスプーンを併用し、楽しく箸に触れる事から始めています。また、箸に興味を持つことで新しいごっこ遊びが始まりました。「これはレモンだよ。…とれたぁ!」と小さなスポンジを好きな食べ物に見立てて玩具の箸でつまみ、お皿に移してみたりご飯を食べる真似をしたり、お弁当を作ったりして楽しんでいます。子ども達のやってみたいという気持ちを応援しながら食事や遊びを通して箸の正しい持ち方や安全な扱い方を伝えていきます。

 指先を上手に使い「ちぎる」「伸ばす」「丸める」「ねじる」などの色々な形を作れるようになりました。「先生おにぎりできたよ!」「にょろにょろヘビさん~」「お団子くっつけまーす」と白い粘土から生き物や食べ物など様々なイメージを膨らませ作っています。粘土板に粘土を押し付け、形が取れる事を発見するとすべての型を取り「いらっしゃいませ!なんのおせんべいにしますか?」「うさぎさんのおせんべいください。」などととお友達や先生達とお店屋さんになりきった会話をしながら表現することを楽しんでいます。