社会福祉法人 名古屋厚生会

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1歳児「あか組」編

 一人ひとりの発達や興味の違いを考慮し、安全面に留意しながら、十分に遊びが楽しめるようにしています。子どもが自らやってみたいと思うタイミングを大切に見守っています。
 友だちに関心を持ち同じ遊びをして、一緒に過ごすことを喜んでいます。様々なあそびのコーナーを作りました。自分から遊びを選択して、楽しむ姿が見られます。

 この時期の子ども達は、手先が思うように動くようになり、繋いだり、重ねたりを楽しんでいます。自分の手で出来あがっていく過程を楽しみ、出来上がったという満足感を味わっています。ブロックあそびやパズルあそびも集中して行っています。線路をつないで、電車を走らせます。自分一人では長くできません。友だちが作ったものと繋ぎ合わせると長くなることも経験しました。また、車を走らせる道をダンボールで作りました。友だちと一緒に走らせながら、どの車が速いかを試していました。

 保育士や友だちと一緒に見立て遊びやつもりあそびをする中で、言葉のやりとりが盛んです。ままごとでは、鍋や皿に食材を乗せて、「はいどうぞ」「ちょっとあっちちですよ」プラスチックチェーンをうどんに見立てて「つるつるも食べて」「いっぱい食べるとお腹ポンポンになるよ」など子どもの世界の面白い言葉が聞かれます。

 体を動かす基本的なことはできるようになってきました。いろいろな動きが楽しめる環境を整えて体全体をコントロールする力を育てるあそびを取り入れています。 保育士の手を借りなくても平均台の上でバランスをとりながら渡ります。一歩一歩集中して歩いています。天気の良い日は、園外に散歩に出かけます。4月当初は、全員が乳母車に乗っていましたが、今では友だちと手を繋いで歩くことができます。手を繋いでいる友達の歩調に合わせたり、前の友達の後ろについて並んで歩きます。車の往来を見て手を振ったり、周りの風景を見て季節の移り変わりを感じています。