社会福祉法人 名古屋厚生会

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1歳児「あか組」編

 暑い日はテラスで温水遊びをしました。はじめは恐る恐るタライの温水に触れていた子どもたちも、少しずつ楽しさを味わい、慣れていきました。水風船をタライいっぱいに用意すると「わぁ~!」と驚きの声。“プニュプニュ”する水風船が割れる面白さを知り、大盛り上がりでした。また、氷あそび、色水あそび、寒天あそびなども楽しみました。氷あそびでは、プリンカップにままごとのおもちゃを入れ一緒に凍らせるとびっくりした顔で集まってきて、手にもってひんやりとした感触を味わう姿も見られました。色水あそびでは、ペットボトルのキャップの裏に絵の具を付け「おいしいジュースになあ~れ」とシェイクすると、いちごミルクやりんごジュースが出来上がり、色が変化する様子を目をまんまるにして見ていました。夏ならではの遊びを色々楽しみました。 

 ソフトマットを使って室内でも体を動かす遊びを楽しんでいます。慎重に階段を登り、高い所では少し怖がる様子も見られましたが、回数を重ねていくうちに、楽しめるようになってきました。腕の力を使ってよじのぼったり、高い所からジャンプしたり、坂道を体を使って転がったりとダイナミックに楽しんでいます。
 ジャングルジムでは手と足を上手に使って登り、高い所までいくと「やっほ~」と得意気な顔も見られます。遊びの環境を工夫することで子どもの期待も高まり、楽しみながら運動能力を身につけていきます。

 指先を使った色々な遊びに興味津々の子どもたちです。新聞遊びでは、上手に破ったり丸めたりできるようになってきました。洗濯バサミやひも通しでは、ひもに1つ1つ付けたり通したりと夢中になっている姿が見られます。大きな紙いっぱいにお絵描きをしたり、シール貼りでは台紙からシールをはがそうと頑張っています。
 指先をたくさん使う事で神経が発達していき、細かな動きができるようになっていきます。また、脳が刺激されるので思考力や言語力、記憶力、運動能力が育ちます。これからも子どもたちの興味関心をくみ取りながら、発達を促すための遊びを工夫していきたいと思います。