社会福祉法人 名古屋厚生会

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1歳児「あか組」編

 天気が良い日は園庭で運動遊びをして体を動かすことの気持ち良さを味わっています。跳び箱をよじ登りそこからジャンプして楽しむ姿や保育士と手を繋いで渡っていた平均台も徐々に一人で進めるようになり「みて~!」と嬉しそうに友だちと並んで遊ぶ姿が見られます。また、年上の子がかけっこをしているのを見ると興味津々の様子。「かけっこしてみる?」と提案すると「やるー!」と張り切って位置につきます。「よーい、どん!」の合図で元気に走りだし保育士のもとへゴールすると「やった~!」と満面の笑みで喜びます。こうして遊びを通じて子どもたちは自ら体を動かそうとする意欲などを育んでいます。 

 絵本や紙芝居が好きな子どもたち。さつまいもの絵本が気に入り、「お芋読んで」とリクエストするようになってきました。 芋掘りのシーンに興味があるようなので“芋掘りごっこ”をすることにしました。 新聞遊びでビリビリとちぎった新聞紙を土に見立てて芋の上にかけてくれました。 
 数日後…新聞の山の中からみどり色の葉っぱが見えています。「なんだろう?」と引っ張ってみるとお芋が出てきました。それを見て「僕も…私も…」と興味を示した子から順に蔓(つる)を引っ張り始めました。 
 抜いた芋は蔓を取って落ち葉に見立てた新聞紙の中に入れて焼き芋を作ることにしました。焼けた芋を取り出すと「あちち?」と確認をしながら皮をむく子もいました。夢中で皮をむき、皮の中から黄色のお芋が見えてくると、食べようとしたり、クマさんのお口に入れたりして食べさせていました。 
 園庭のプランターで芋を見つけると“芋掘りごっこ”をしたことを話しながら芋を眺めていました。 
 これからも自然に触れたり様々な発見をしていきたいと思います。