「おはようしようか?」と声を掛けると机コーナーへと自然に体が動く子どもたち。園生活のリズムに少しずつ見通しがもてるようになってきました。朝の会では歌や手遊び、名前を呼ばれると「はーい」と手を挙げたりニッコリと笑顔を返してくれる子どもたち。まだ登園していない子の名前も教えてくれるほど友達意識も感じられ、今後も子ども同士の関わりを大切にしながら楽しんでいきたいと思います。
あか1組の保育室でアゲハ蝶の幼虫とカメの飼育をしています。子ども達は生き物が大好きで初めは怖々見ていてもすぐに慣れ、興味津々な表情でケースを覗き込んでいます。ケースから出し、園庭を散歩させるとあっという間に子どもたちが集まってきます。カメに近づき、甲羅をなでたり、裏返しにしてお腹を観察している子もいます。アゲハ蝶の幼虫もケースから出し、保育士の手に乗せると「何だろう?」という顔で見に来ます。触ろうと手を伸ばす子に「優しくね」と声をかけると優しくちょんちょんと触っています。
生き物や自然にたくさん触れ、豊かな心を育んでいきたいです。
新しい環境にもすっかり慣れて、活発に体を動かす姿がみられるようになってきました。
戸外遊びでは、アンパンマンのプラカー、三輪車などが大人気です。好きな乗り物を見つけると自分でまたがり、保育士に「みてみて!」と言わんばかりのキラキラの笑顔を見せてくれます。
マットの山登りや平均台も大好きで、全身を使って毎日元気いっぱい園生活を楽しんでいます。
カラーバケツで遊んでいる他年齢の子の姿を見るとすぐに興味を示し、やってみようと近づいてきます。同じように上に登ってみようとする子や、バケツを持ちあげて重さを味わう子、一つ一つ運んで積み重ねてみる子など遊び方は様々です。保育士が子どもたちの手を取って手伝うと、嬉しそうに足を前に出して、バケツの上を歩いて渡っていました。「上手だね」と声を掛けるとにっこり笑顔を見せてくれます。
これからも、子どもの「やってみたい」という気持ちを丁寧に汲み取っていきながら、「できた」という喜びや達成感を味わっていけるようにしていきたいです。