社会福祉法人 名古屋厚生会

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0歳児「ひよこ組」編

 手足を持って遊ぶようになったら、もうすぐ寝返りをするサイン。最初は同じ方にばかり寝返るので徐々に、光や音で誘ったりして逆側への回転ができるようにしていきます。うつ伏せからおすわりへ、おすわりからうつ伏せへと自在に姿勢を変えハイハイでの移動を楽しむことが、後のしっかりとした歩行を育てる土台になります。

 ハイハイを引き出す環境や立位を保つ遊びを充実させています。足の指で強く床を蹴り、手指と手のひらをしっかり開いて、体を支えハイハイをします。斜面や階段で山を作ったり、マットで段差を作ったりして力いっぱいのハイハイを促していきます。

 長時間、日に当たらないように留意しながら、園庭に出たり、乳母車に乗って散歩に出かけたりして、外気に触れる心地良さを感じられるようにしています。発達に応じて、抱っこでの散歩、乳母車に乗っての散歩、よちよち歩きでの散歩と変化していきます。外には、子ども達の興味・関心を引くものがたくさんあります。「あれはなんだろう?」「きもちいいね」「きれいだね」「みつけたよ」などと子どもの思いが伝わってきます。

 保育士に見守られながら、一人一人が思い思いの遊びを楽しんでいます。子どもの発達に合わせて、音の出るおもちゃや、つかみやすく、舐めたり噛んだりしても安全なおもちゃを用意し、楽しい経験を重ねていけるようにしています。また、周りの友達の様子にも気づけるようになり、同じクラスの仲間という意識が芽生えているようです。