社会福祉法人 名古屋厚生会

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0歳児「ひよこ組」編

 乳母車を出すと“散歩だね”“乗せてー”と集まってくるひよこさんでしたが、みんなしっかり歩けるようになったので乳母車は卒業!です。 
 この日も近くの公園に歩いて出掛けました。鎖や取っ手を使い、山登りに挑戦です。手、足、知恵を駆使して頑張りました。わからないようそっと後ろから支え、「自分で登れた」喜びを味わえました。どの子も頂上にたどり着くと手を叩いて喜び、その表情は誇らしげです。自分の力でやってみたいという気持ちを大切にしています。

 スコップを使って砂をすくいカップに入れています。砂遊びの第一歩です。玩具の用途を理解して遊べるようになりました。少し前までは、手に付いた砂を口に入れないように気を付けて見守っていなければなりませんでした。今では口に入れることも少なくなり、砂の感触を確かめながら夢中で遊んでいます。友達のやっていることに興味を持ち、同じものを欲しがり「あっ、あ」と言って指差しをして伝えてくれます。「これが欲しいのね」「どうぞ」と保育士がテーブルに砂や玩具を乗せてあげると、自分の手の届くところに引き寄せます。やってもらいたいことを伝えたり、自分でやろうとする姿が見られます。

 みんなでシール遊びをしました。つまむ、引っぱる、並べるなど指先を器用に動かせるようになってきた子どもたちです。初めは指先にくっついて上手く貼れなくても、一度成功するとコツをつかみ、次から次へとペタペタ。用意した段ボールに貼るだけでは物足りず、自分の足や顔に貼ったり、貼ったシールをはがすことを楽しむ子もいました。「なんだろう」「どうなるのかな」という経験を通して、想像力や集中力を培っています。