社会福祉法人 名古屋厚生会

トップページ > > 5歳児「みどり組」編

5歳児「みどり組」編

 みどり組になって初めての散歩。車や自転車に気を付けながら友達と手をつないで歩いていきました。歩きながらも友達と楽しそうに話したり歩道に生えている小さな花を見つけて喜んだりと公園へ到着する前から楽しそうです。公園では、大きな滑り台を何度も繰り返し滑ったり、大きなグランドでドロケイや鬼ごっこ、かけっこを楽しんだりしていました。また、一面にたくさんのシロツメクサが生えているのを発見。冠の作り方を伝えると自分たちで冠づくりを始めました。他にもブレスレットや花束を作って友達と見せ合ってうれしそうな表情でした。春の身近な植物に触れ、思いきり体を動かし、広い公園ならではの遊びを十分に楽しむことができました。

 今年も食育の一環としてバケツで稲を育てる活動が始まりました。お米を育てるためには何がいるのかな?保育士の問いかけにいろいろと考える子ども達。

 バケツ稲製作マニュアルを見て調べると土が必要なことを知り、まずは土の準備から始まりました。みんなで力を合わせて重たいバケツを運び、土を出し、中から根っこを掘り起こし、そして肥料を混ぜ合わせて新しい土を作りました。「たいへんだけどおいしいおこめがたべたいからがんばるぞ!」と一生懸命に取り組む様子は、きぐみの頃から夏野菜を作って食べる喜びを経験してきたからこそと感じました。保育室では芽出しの作業です。お米が種もみからできあがることに目を丸くしてじっくりと観察。水を毎日取り換えることで芽が出てくるのですが一日、二日じゃでてきません。朝から夕方まで気になるようで見にいっては「まだだね」「でもちょこっとだけしろいのでてるよ!」と小さな変化も逃さず楽しみに育てていました。芽出しができた種もみをポットに移し替える時には大事そうにそうっと扱ってました。

 まだまだ始まったばかりですがお米を育てる事の大変さを知り、みんなで育てることで味わえる達成感をもてるようにしていきたいと思います。