社会福祉法人 名古屋厚生会

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5歳児「みどり組」編

「一人1バケツ」での稲作活動をしているみどりぐみさん。戸外遊びをする時間には稲の観察とお世話を張り切ってやっています。
「このバケツ、おみずがすくないかも~?」と水道からバケツまで何往復もして水を運んでいます。ある日、水の中が草でいっぱいになっているのを見て
「せんせい、すごいことになってる!どうする?」と慌てた子ども達は、周りの人に聞いたり調べたりして草を取った方が良い事を知りました。
泥水の中に手を入れるのを躊躇しながらも「おこめのためだもんね!」とじっくりと時間をかけて草を取っている姿が頼もしく見えました。
ある日、「小さいお家(もみ)」が出来始めていることに気付き、大興奮!「こんなのなかったのに!」「やったー、おおきくなったよ」と大喜びしています。
「もっともっとおおきくなってね~」「おいしいおこめになってね~」と優しく声を掛けています。

 絵の具を使って遊ぶことが大好きな子ども達は、「染める」をテーマに遊びました。
まずは身近な紙や和紙を染めてみると、素材によって染まり方が違ったり、紙を広げた時の模様の出方が違うことを不思議に感じ、繰り返し遊んでいました。
他にも子ども達からやってみたいとリクエストがあったTシャツを染めることやシャボン玉の液と絵の具を混ぜてとばすシャボン玉染め遊びも夏の間に楽しみました。染めたTシャツを「おそろいでみんなできたい!」と言う気持ちが強く、お楽しみ会で着たり、シャボン玉で染まった綺麗な紙で、大きな看板を共同制作するなど、一つの目的に向かって取り組むことで、満足感いっぱいの子ども達でした。