社会福祉法人 名古屋厚生会

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5歳児「みどり組」編

 文字に親しむ機会が増え、かるたへの興味も高まり、読み手と取り手に分かれて楽しく遊んでいます。違うかるたはないかと部屋を探していると、手作りのかるたを見つけ、「ぼくたちもつくってみたい!!」という子どもたちの声から、かるた作りに挑戦しました。「どんなかるたにする?」と保育士が投げかけると、「もうすぐしょうがっこうにいくから」という子どもたちのつぶやきから、小学校で頑張りたいことに決まりました。自分の目標を決め、早速かるた作りスタート!読み札の最初の文字は見やすくするため、丸や四角の形を部屋の中から探し、工夫して枠を描きました。文字に親しんできたので、平仮名も上手になり、自信を持って頑張りたいことを自分なりの言葉で表現し、「つぎはえをかくんだよね」と、就学して頑張っている自分の姿にイメージし、目標かるたが完成しました。クラスに飾ってある友達の物を見て、「○○くんはこれをがんばるんだね」「わたしも○○もがんばろう」と互いの目標を読み合って会話が弾み、「頑張ろう」の気持ちも高まりました。

 友達との関わりが深まり、遊びの幅が広がりました。また手先が器用になり、細かな遊びもじっくりと集中して遊んでいます。
 様々な遊びを通し、友達と協力して遊びを作り出したり、発展させたりすることを楽しみ、友達の姿から自分も「やってみたい」「どうやってやるの?」と
 『挑戦したい』という気持ちが高まってきました。自分で目標を立て、目標に向かって挑戦する中で、「難しそう」とつぶやいていた子も友達からの刺激を受け
一転!頑張る様子は、感動します。一緒に挑戦することを楽しむだけでなく、友達の頑張る姿を認め合い、できるようになると一緒に喜び合う姿がとてもキラキラとしています。