社会福祉法人 名古屋厚生会

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4歳児「き組」編

 5歳児はバケツ稲活動を行い、4歳児は野菜の栽培を行います。野菜の栽培の中で、野菜の生長や変化に対し、発見や感動に子どもたちと共感し、関わろうとする気持ち・感謝・いたわりの気持ちを大切にしていきます。事前の準備として、まずは土こねを行いました。子どもたちが力を合わせてプランターを「よいしょ、よいしょ!」と運びます。集めたプランターの土を、スコップを使いみんなで“コネコネ”土の中に隠れていたミミズや幼虫を見つけながら、“いい土になぁれ”と思いを込めてこねました。 

 土こねをし、2日間天日干ししたあと、子どもたちと買いに行った野菜の苗を植えます。野菜の栽培・水やりなどの世話をすることの大切さを知り、生活の一部となるよう子どもたちに働きかけ、共に行い、時には子どもたちに任せて見守っていきます。水やりは、子どもたちの「みんなでじゅんばんにあげよ」という意見を尊重し、当番を決め1日4人ずつで行います。世話をすることの大切さ・大変さを知り、自然の恵みに感謝をして食事ができるようにしていきたいと思います。

 4歳児になり、初めての取り組み“クッキング” 身近な大人の調理の様子を見て興味を持ち、簡単な手伝いをしてみたいと思う時期です。見たり、触ったりにおいをかいだりして食材について知り、より興味が持てるようにしていきます。

 第一回目の取り組みは、“そら豆のさやむき” 「皮が固い」と苦戦をしていましたが、それぞれがやりやすいように考え、押してみたり・力尽くで開いてみたりと、1人3房ずつ挑戦してみました。

 そら豆の大きさを確かめたり、においを感じたりしながらさやむきを楽しみ、3房はあっと言う間に終わってしまいました。クッキング終了後に調理員さんに調理してもらい、食事の時間に、みんなでいただきました。クッキングを通して調理をしている人にも、感謝の気持ちを持てるようにしていきたいです。