
朝から雪がちらちらと降っていた日。「やった~!ゆきあそびができるぞー!」「ゆきがっせんしよう!」と友達どうしで盛り上がる声が聞こえてきました。園庭に出ると、うっすら積もっている雪を一生懸命集めて玉を作り、雪合戦が始まりました。投げ合う中で、当たらないように逃げつつ、玉が命中すると「よっしゃー!」と歓声があがります。「ここにもあった!」とプランターに積もっている雪を集めて、小さな雪だるまを作っている子もいました。「せんせい、みて~、しろいよ~」と吐く息が白くなっていることに気づき、何度も「は~は~」と繰り返し「てがつめたい~」と言いつつ嬉しそうに友達と見せ合いっこをしていました。

ドッジボールと長縄跳びは、毎日のように「いっしょにやろう~」と子どもどうしで誘い合う大好きな遊びです。体育教室で縄跳びのコツを教えてもらいやる気!のきさん。一人飛びから長縄跳びへと発展し、毎日跳ぶ回数が増え自信につながっています。ドッジボールは、最初はルールが分からなくて当たると「いた~い」「もう、や~めた」と言っていたけれど、外野から投げて当てたら戻れるというルールが分かるようになると「おもしろい」「たのしい」と感じる子が増えてきました。ボールを投げる力が強くなり、また、当たらないように素早く逃げられるようにもなり、勝っても負けても「もう、いっかい」とドッジボールのブームは続きそうです。

生活発表会の劇遊び。好きな絵本の中から1組は「ぐりとぐら」2組は「てぶくろ」に決めました。「どの役にしようかな?」と友達どうしで相談。決まると役の帽子づくりが始まりました。「きつねはなにいろにしようかな?」「うさぎはどうする?」と絵本を参考に絵の具の色を選んでいました。取り組んでいるうちに「やっぱり、ねずみがいいな」と役を変わる子も… みんながいろいろな役を経験し、それぞれの役で物語をイメージしセリフを考えます。最初は小さかった声も少しずつ自信がついてきて、大きな声でできるようになりました。セリフがなかなか出てこない友達を思いやりそっと伝える姿も見られました。劇遊びを通して、「友達っていいな~」と友達同士のつながりが、より一層深まったように感じます。