気温の高い日は戸外遊びを控えることもありましたが、室内で夏にちなんだ遊びをたくさん楽しみました。絵の具は、筆を使うばかりでなく、指で色を塗るフィンガーペイントをやってみました。園庭のプランターに咲いているひまわりをイメージして、指で丁寧に花びらを描いている子、真夏の太陽を表現するのに、手のひらいっぱいに絵の具をつけてダイナミックに描いている子など、一人一人の個性が出ていて、とってもいいなと思いました。次に、大きな模造紙を用意して、クレパスでタコやカメなど、カラフルな海の生き物を描いた後に、絵の具で海を塗りました。「うみはやっぱりあおいろだよね!」と大胆にのびのび自由に塗っている姿はとっても気持ちよさそう!折り紙で作った魚やサメが加わると、それを見て「さかなつりゲームやりたーい」という意見が出ました。すぐに割りばしと糸で釣りざおを作り、「どうやったらつれるかな」と考えて遊ぶ姿が見られました。大好きな絵の具遊びから魚つりに発展。先生と一緒に、また子どもどうしで相談しながら身近な素材や道具を使って遊びを広げていく満足感や達成感を味わうことができました。
ホールでは様々な運動器具を使ってのびのびと体を動かして楽しんでいます。鉄棒を見つけると、自分から体育教室で習った「足抜きまわり」や「ツバメ」に取り組む子がいました。「できなーい」「むずかしい~」と言っていた子も何度も挑戦するうちにコツをつかみ、できるようになってきました。跳び箱の上に平均台を置き傾斜を作ると、落ちないように慎重に進んでいきます。上に着くと「いくぞ~」と遠くを目指して勢いよくジャーンプ!跳べたことが自信になり「もっと、とおくにとんでみよう!」と自分なりの目標を持ち、繰り返し取り組む姿には成長を感じます。歩く、走る、跳ぶ、転がる等いろいろな動きが自然に楽しめるよう環境づくりを工夫しながら、運動機能を高めていきたいと思います。もうすぐ運動会!子どものやる気を引き出せるように取り組んでいきます。