社会福祉法人 名古屋厚生会

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4歳児「き組」編

 外に出るなり「きょうはなにしてあそぼうかなー」と好きな遊びを見つけに行く子どもたち。すべり台の下に行くと、昨日降った雨でできた水たまりを発見! 友達と「ここであそぼう!」とおもちゃを持ってきて気持ちよさそうに遊んでいました。ダンゴムシ博士たちは「きょうは、どこにいるかな~」と捜索開始! プランターをずらし住み家を探しあてると、「ダンゴムシみーつけた」と大喜び。「みせてみせて~」とほかの友達たちも集まってきました。きれいに咲いているツツジのそばでは「せんせい、これひろったの」と落ちていた花びらを見せてくれる子がいました。「これでジュースできるかな~?」と提案してみると 「うーん...みずをいれてみる!」と混ぜていると水に色がついていく様子に興味津々。「ジュースになった~」「もっといれてみる?」と遊びがどんどん広がっていきました。子どもの気づきや発見を大切に豊かな想像力を育んでいます。

 食育活動の一貫として夏野菜の栽培を始めました。みんなで話し合って決まった育てる野菜は、きゅうり、トマト、ピーマン、なす、スイカ、さつまいも、さやえんどうです。実際に野菜の苗を見て「このはっぱ、おおきいね!」「これはほそいね」など大きさや形の違いに気づいて友達と話している子もいました。

 野菜の水やりは、毎日やりたい子が進んでやっています。「おおきくなーれ!」の気持ちが伝わり、少しずつ生長する野菜に関心を持つ子が多くなり、登降園時に保護者の方も一緒に観察してくださり嬉しい限りです。野菜の観察だけでなく、絵を描いて記録したり、話し合ったりして楽しむ姿も見られます。収穫まではまだまだですが、夏野菜の生長を楽しみに期待し、育てる喜びを感じられるようにしています。