社会福祉法人 名古屋厚生会

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4歳児「き組」編

朝に降った雪が園庭のところどころに溶けずに残っていました。子ども達は「あっ!あそこにゆきがある~」と駆け寄り、触ったり握ったりして感触を楽しんでいました。「つめたーい!」「手がまっかっかになっちゃった」と言いながらも雪の玉をつくって雪合戦をしたり、雪をかき集めて雪だるまを作ったりして夢中で遊んでいました。できた雪だるまを「みてみて~」と、得意気に見せてくれるものの「ゆきだからとけちゃうね」とちょっぴり悲しげです。「しょうがないよ、またゆきふったらつくれるじゃん」と子ども同士励ましあい、なぐさめ合い。「そうだね」と、また一緒に遊びに向かっていきました。また、先日虫かごの中にどんぐりや葉っぱを入れ水に浸していたものを見つけ「あっ氷になってる~」と発見。「こおりのなかでどんぐりがかたまってる?」と不思議そうです。氷を割ってみると「どんぐりでてきたー!」と驚きの声で教えてくれました。雪や氷に触れ、身近な冬の自然現象に心を躍らせる子ども達でした。
絵本に親しみ、劇遊びは子どもたちの好きなお話を選び、みんなでイメージを共有し劇に必要な物や配役を話し合って決めました。「かさじぞう」の話には動物は出てきませんが、ねこやねずみ、からすなどが登場し、地蔵も「だるまさんがころんだ」をして遊ぶ場面があります。「おむすびころりん」は、おむすび役がごろんと転がって登場します。どれも子ども達のアイデアです。日頃から製作遊びを楽しむ子が多く、衣装や小道具など素敵なアイデアを出し友達と協力して作っていました。衣装や小道具がそろってくると次はどんなセリフでどんなふうに動く?と実際に遊技室で動きながら表現を考えていきました。回数を重ねていく毎にみんなすっかり役になりきってとても楽しそうでした。劇遊びを通して、友達と協力する心ややりきった達成感、満足感を感じられた発表会となりました。