社会福祉法人 名古屋厚生会

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4歳児「き組」編

 この夏、園庭で大切に育てていたひまわりや夏野菜が生長し、ひまわりが顔を出し、野菜が実りました。 
 登園すると子ども達が「ひまわりが咲いてたよ」「野菜がなってた」と嬉しそうに教えてくれます。ひまわりや野菜を観察に行くと、「ぼくたちより大きいね」「きゅうりざらざらしている」と驚きや様々な発見をすることができました。 
 夏が終わりを迎えると、ひまわりがしおれていき、子ども達は大騒ぎ!「元気がない!」「水がないからかな?」と毎日心配していました。そしてついに枯れてしまい、子ども達は少し悲しそうな表情に……。でも絵本や図鑑を見て、種があることを知ると、捜索開始!です。「ひまわりの頭のところにあったよ」とたくさんの種を取ることができ、嬉しそうでした。また来年の夏、ひまわりに会えるのを楽しみにしている子ども達です。 

 「ダンボールで、本当に乗れる車を作りたい!」の声に大きな段ボール箱を用意しました。「やったー!」と早速話し合いです。組み立て方や、タイヤやライト、色など相談しています。「ダンボールでタイヤをつくる!」「かみコップでライトになるよ」と今までたくさん使ってきた素材や材料を活用するアイディアが色々出てきてワクワクします。作業中は、保育士も少々手伝いに入りつつ、「こっちぬるから、あっちをぬってね!」と友達同士で分担しながら進め、どんどん完成に近づいていきました。完成すると大喜び!仲良く順番にドライブをして楽しんでいます。今やりたい遊びを実現でき、大満足の子ども達でした。 

 走る・投げる・跳ぶ・わたるなど体を動かすことを意識した運動用具や遊び、広い場所を用意すると、何度も「やりたい」「もう1回」のリクエストでした。その中でも“かけっこや玉入れは大人気!「どうしたら速く走れるかな?」「どうしたらカゴの中にはいるかな」と話し合い、上手な子を見ながら、繰り返し挑戦しました。最後まで諦めないで足や手を動かして走り切る満足感を味わい、かごの中に入った瞬間、友達と顔を見合って喜びを共有し、更に意欲が高まりました。これからもチャレンジする気持ちを大切にしながら、“運動大好き”を感じられる遊びをしていきたいと思います。