社会福祉法人 名古屋厚生会

トップページ > > 2歳児「もも組」編

2歳児「もも組」編

最近は簡単なルールのある遊びや約束を理解して集団遊びが楽しめるようになってきました。走ることが大好きで、保育士がしっぽとりのしっぽをさりげなくつけておくと、すぐに気づき追いかけてきてしっぽとり遊びの始まりです。「もういっかい!」とリクエストをくれるほど大人気な遊びです。他にも椅子取りゲームをやってみました。最初は音楽が止まったら座るといった簡単なゲームでしたが、上手に遊べるようになってきたので椅子を減らしていくルールを試みました。素早く座った子は「やったー!」と喜んでいますが、空いている椅子が見当たらなくて困っている子を見つけると、「ここあいてるよ」と教えてくれます。座れなかった子は残念そうな表情をしつつも声援を送ってくれます。ルールのある遊びを通して、友達と一緒だと楽しいねと感じてほしいという願いを込めて進めていこうと考えています。

今までの遊び相手は同じクラスの友達や保育士中心でしたが、戸外遊びでの交流を繰り返していくことで他の年齢と関わる姿が多く見られるようになってきました。園庭に出ると、お兄さんお姉さんが遊びに誘ってくれ一緒に遊んでくれます。その中で、遊びを見て同じように真似してみたり、また同じものを使って違う遊びを考えたり子どもの発想はとても豊かです。自分よりも小さい子には優しくしてくれるももさん。年上の子たちに優しくしてもらうからこそだと思います。人と関わることはこれからずっと続いていきます。小さい頃から優しくしたもらった喜びは、次は自分が、と受け継がれていきます。色々な年齢が一緒に遊ぶことで自然に思いやりの心が育っていくんだなと感じます。これからも異年齢の交流を大切にし「げんき!やるき!みんなだいすき!」を目指したい思います。