社会福祉法人 名古屋厚生会

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1歳児「あか組」編

 乗り物は初めのころは乗ってみるものの“どうして動かないの?”と座るだけで、保育士が後ろから押してあげていました。自分で動かせないけれどやってみたいと毎日のように遊ぶうちに動かすコツを覚えて今では地面を左右の足で交互に蹴って行きたいところに行けるようになりました。 
 雨あがり、一人が水まりの泥を触りだすと… 次々子ども達が集まって来て、泥遊びの始まりです。泥は、砂より冷たいことや重さの違いなど感じているようです。夢中で泥をかき混ぜてその感触を思い切り楽しんでいました。 
 以前は保育士が間に入って関わっていましたが「いれて」「いいよ」「一緒にやろう」と関わりを持とうとする姿が見られるようになって友達といろいろな思いを共有しています。 

 上履きを履くようになってから、上履きが大のお気に入り。子どもにとって運動靴とは違う感覚なんだろうなだと思います。運動靴は、園庭で遊びたい!気持ちが表れていて一生懸命です。それぞれ履くのも上手になり、保育士が「つま先から入れてみてね」「ここを引っ張るといいよ」と声をかけていくうちに「できたよ」「はけた」と嬉しそうな笑顔を見せてくれるようになってきました。 
 やってみようとする姿をそばで励ましたり履き方を知らせたりして子ども達のやる気を見守っていきたいです。自分の靴箱の場所をしっかりとおぼえ、靴の入れ替えだって、片手で上履きを持ちもう片方の手で外靴を持って交換できるようになりました。

 スプーンの使い方が上手になってきて“自分で食べられるよ”という自信に満ちた顔で好きなものから楽しんで食事をしています。 できることが自信になってまた次のことを “やってみたい”と意欲につながっています。