社会福祉法人 名古屋厚生会

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0歳児「ひよこ組」編

外遊びが好きな子ども達ですが、室内遊びでも元気いっぱいに体を動かす姿を見せてくれます。月齢の大きい子は、ソフトマットを組み合わせた大きな山に「やったー!」とスイスイ登り、慣れたものです。今までお友達の様子をじーっと見ていた月齢の小さい子も、この頃は挑戦するようになってきて「できるかな~」と少し不安そうながら階段をハイハイで登り、登りきると「できた~!」と大喜びです。山から降りようと前に進むと「ちょっとたかい…」と下を見て考えます。すぐに後ろを向き、足からゆっくりと降り完走。自分でちゃんと考えて行動できます。歩けるようになってきた子ども達は、行動範囲が広がってきました。少し難しそうなことにも挑戦しています。日々、周りの様子を見て、挑戦する子どもたちを見守りながら“やってみる!やってみたい!”を大切に一緒に過ごしていきます。

室内遊び中、しゃがみこんで床に手を伸ばし窓から射す光を不思議そうに触ろうとしている子がいました。近くにいたお友達もすぐに気づいて一緒に光を触ろうとしています。、次第に影で光が小さくなり消えてしまいました。顔を見合わせて不思議そうな表情の2人。きょろきょろと周りを見渡しても見つからず「ないね~」と、残念そう…。光を探すため二人が動くとぱっと光が現れて「あった~!!」とばかり笑顔いっぱい逃げていかないように?そーっと触っていました。
毎日過ごす保育室の中に子どもたちの発見、新しい出会いがあります。この不思議との出会いを大切に、子どもたちが感じている「なんだろう?」「どうしてだろう?」という気持ちに共感し、興味をもったことにじっくり向き合える時間も大切にして過ごしています。