絵本が大好きな子どもたちは次から次へと絵本を取りだし、あっという間にたくさんの本。取り出した絵本を一つ一つ手にしながら「これがいい!」と、ちゃんと自分の見たい本を探し出して、小さな指先でページをつかんでめくっています。ページの中の絵を見て「あっ!あっ!」と、まるでお話をしているようです。食べ物がのっているページでは指でつまんでパクパク口を動かし、まわりのお友だちと食べるまねっこをしたりと一緒に楽しんでいる可愛らしい姿も見られます。お気に入りの絵本を保育者に渡して繰り返し読んでもらいます。体を動かす遊びが大好きな一方ゆったりじっくり座って絵本を見る、そんな素敵な時間もでてきました。絵本を楽しみながら、保育者とのやりとりの中で言葉のリズムや発語に繋げていければいいなと思います。子ども同士のふれあいや、やりとりを大切にし、これからも成長を見守っていきます。
保育園で過ごす初めての夏。元気いっぱいの子ども達と温水遊びを始めました。保育士がジョーロでシャワーのように流すと、不思議そうに手を伸ばしドキドキの表情です。だんだん慣れてきた子ども達は、水の流れでボールやおもちゃがあちこち動くのを一生懸命つかまえようとして、「きゃ!きゃ!」と可愛らしい声であそんでいます。室内でもタライの中に、おもちゃの入った氷を保育士が持っていると「わぁ~!」と、目をキラキラさせ集まって氷を手にし「つめた~い!」と驚き見つめていました。じわじわと氷が溶けだし出てきたおもちゃを「みてみて~」とアピールして教えてくれます。五感を使い、様々な感覚を味わいました。