
「わたしのおばあちゃんおこめつくってるんだよ~」「いいな~ぼくたちもやりたいね!」と米作りが話題になっていたので、保育園でも挑戦することにしました!大きさや硬さ、においなど感じながら観察を始めました。一番最初は芽出しからスタート!お皿に水を入れ、そこに種を入れて観察しました。毎日観察をする中で、変化にもすぐ気づき、「めがでてきた!」「ほんとだ!ちょっぴりだけどでてきたね!」と大喜びでした。育てる土もみんなで力を合わせて新しい肥料を混ぜてつくりました。「おもいけどたくさんたべたいからがんばる!」「みんなでがんばったらきっとおいしいおこめできるよ!」と話がはずみます。 なかでも、一番楽しんだのが、土と水を混ぜ合わせる土こねです。始めは恐る恐る土に手を入れていましたが、段々楽しくなってくると、泥の感触をあじわいながら「きもちいいね!」「どろあそびみたいだね!」と盛り上がっていました。たくさん混ぜて栄養たっぷりの土もできたので、苗が生長して田植えをする日を心待ちにしている子ども達です。稲作活動を通して、食への興味関心や喜びを深めながら、そのお米を育ててくれている人への感謝の気持ちを育んでいきたいです。また、簡単なクッキングにも取り組み、調理する面白さや味付けの違い等を感じていきたいと思います。

体も心も大きくなり、様々なルールのある遊びを楽しんでいます。ハンカチ落しでは、気付かれないようにゆっくりハンカチを置いてみる子もいましたが、ゆっくりすぎるとすぐに捕まってしまい、次は素早く置いて逃げ切ることができるなどいろいろな事を考えながら遊びを楽しんでいます。「猛獣狩り」というゲームでは、保育士が言った言葉の文字数と同じ人数で集まります。「こっちひとりすくないからはいって~」「あれ?ひとりおおくなっちゃった!あっちのちーむにいくね!」など数を数えながら、何人多いのか、少ないのかにも気付き、友だちに教える場面もありました。じゃんけんをして、負けたら勝った子の後ろに連結するじゃんけん列車では、どんどん列が長くなると、後の子が転ばないようにゆっくり歩く子もいます。様々な遊びを通して、「かちたい!」という気持ちだけでなく、友だちと一緒に楽しく遊ぶにはルールが大切で守ろうとする協同性や、どうやったら勝てるのかという思考力や判断力など目に見えない部分もぐーんと成長しています。そこから、仲間と力を合わせようとする団結力を高めていき、これから待っている楽しい行事を子ども達と一緒に盛り上げていきたいと思います。