
戸外でも室内でも、体を動かすことが大好きな子ども達。「せんせい、そといく?」が合言葉になっています。「せんせい、みててね」と鉄棒で足抜き回りや豚の丸焼きを得意気に見せてくれます。友だちが3~4人集まると、「おにごっこしよう」とゲームが始まります。ずっと逃げまわったり、追いかけたりしていても、疲れ知らず。先生から「お茶飲んできたら」と声を掛けられると、やっと休憩になります。ホールでは跳び箱の上に乗りジャンプ、両手を広げバランス渡り、トランポリンでうさぎジャンプなど、器具を使った遊びを存分に楽しんでいます。ぶつからないように前を向くことや、順番にすすむことなど、約束事を守りながら、友だちと一緒に遊ぶ楽しさを感じています。また、様々な運動遊びを経験し運動能力を高めて、たくましい心と体を作っていきたいです。

エプロンシアターの『グリーンマントのピーマンマン』を通して、野菜には力の源となる栄養があることや季節によって育てられる食べ物があることを知りました。翌日のサークルタイムでは「ピーマンマンたのしかったね」と話題になり「やさいはなにがあるかな?」と野菜探しをしました。人気の「ピーマン」の他に「きゅうり!」「すいか!」等と、たくさんの野菜の名前が出てきました。また「おうちでもそだててるよ!」「ほいくえんでもやれるかな~」という声があり、栽培に挑戦することになりました。苗植えでは「おおきくなーれ!」と思いを込め、そーっと土を被せていました。野菜の苗が大きく育つには、水やりや雑草抜きが大切と知るとジョウロを持ってゆっくりと注いだり、率先して雑草を抜いたりとお世話を張り切っています。水やりをする中で「あっ!すこしおおきくなったね」と少しの変化にも大喜びの子ども達です。様々な経験を通して友だちと協力し合う姿を大切にし、収穫の喜びを感じることができるようにみんなで育てていきます。