
夏、第二保育園のみどりさんとドッジボールで対戦した時は一度も勝つことができませんでした。「くやしい!」「かちたい!」という気持ちが芽生えドッジボールへの意欲が高まったところで「体育教室の先生に聞こう!」ということになり、どうしたら勝てるかを伝授してもらったのです。聞いたことを意識して何度もキャッチボール。投げるボールに勢いがついてきたら次はコントロールです。狙ったところに当てられるように的を作り「つぎは、こっちにあててみて」とその的を変化させて投げ合っています。ボールから目を離さず、いつでもボールをキャッチできる姿勢でいることもポイントです。逃げることに楽しさを感じる子もいて、素早く動けるようになってきました。夏の経験が“勝ちたい!“という共通の目標になり、勝敗を経験する中で、それぞれ得意を認め合ことがチームワークと感じてくれたら嬉しい限りです。戸外に出るとすぐに「ドッジボールしよう!」という声で多くの子が集まり、子どもたちにとっても更に大好きな遊びになりました。

保育園最後の生活発表会に向け新たな楽器に挑戦しました。様々な種類の木琴に「こっちのもっきんのほうがおとがひくいね」など、音色の違いを感じました。様々な楽器に触れ「どんなおとがするのかな?」音やリズムにわくわくしながら取り組んでいます。発表会当日に担当する楽器は、各々が決めています。一人の子がリズムを鳴らしていると周りの友だちも楽器を持って集まり、クラスの中はいつも元気な音色が聞こえていました。いざ、器楽合奏となったら…みんな音がバラバラで合わせるって大変!難しい。合わせるためには、自分の音だけではなく周りの音を聞くことの大切さを知りました。友だちと力を合わせて演奏する経験を通し、みどり組の絆も強くなったように思います。